「Python」は、オランダ人のグイド・ヴァンロッサム氏が、1991年に開発したプログラミング言語です。
「Python」という名称は、開発者のグイド氏が、BBCテレビ(イギリス)が製作したコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」のファンだったことが由来です。
「Python」という単語は、爬虫類の「ニシキヘビ」のことなので、Python言語のマスコットやアイコンとして使われています。
「Python」はさまざまな分野で利用されている汎用のプログラミング言語です。
事前のコンパイルが不要で実行時に機械語に変換する処理系を持つ言語です。
「Python」にはコードを綺麗に書くためのルールがあって、文法もシンプルなので、初心者が学びやすい言語です。
プログラムの開発環境や実行環境も充実していて、無料で手軽に「Python」を学び始めることができます。
プログラミング言語「Python」とは?
コンピューターが理解できる言語は機械語といって、0と1で構成されています。
人間が理解できるように書くのがプログラミング言語です。
プログラミング言語を機械語に翻訳することを「コンパイル」といいいます。
世の中には、さまざまなプログラミング言語が存在します。
JAVA
WEB系や組み込み系など幅広い分野で利用されています。
PHP
WEBアプリの開発を目的とした言語です。
Ruby
小規模なWEBサービスから大規模なものまで開発ができる言語です。
Perl
以前は、WEB上のほとんどの掲示板サイトやブログサイトでPerlが使われていました。
JavaScript
JavaやPHPのWEBアプリがサーバー上で動くのに対し、クライアントのブラウザー上で動くアプリを開発するための言語です。
Visual Basic/Visual C#
マイクロソフト社の開発ツール「Visual Studio」に搭載されている開発言語です。
C/C++
WindowsやLinuxなどのOSは、みんなC言語で開発されています。
PythonやRubyなどのプログラミング言語も、基盤の部分はC言語で書かれています。
ソフトウェアの基板になるところを支えているのがC言語やこれを拡張したC++言語です。
Pythonは、インタープリター型を呼ばれる言語で、インタープリターというソフトが、ソースコードをその場で機械語に翻訳してくれるので、プログラムを書いたらすぐに実行することができます。
JavaやCなどの言語はコンパイラー型と呼ばれる言語で、プログラムを実行する前にコンパイル処理が必要です。
Pythonはプログラム言語を書いたらすぐに実行できるという手軽さが特徴です。
日本でもPythonの人気は上昇していますが、海外では以前からPython人気がかなり高いです。
Pythonが人気の理由は、ソースコードの構文がシンプルで覚えやすいことと、シンプルなのでメンテナンスしやすいことです。
Python3になってからは、日本語対応もしっかりしています。
Pythonはプログラミングの本質をシンプルなコードで実現できる言語なので、覚えやすく、早くプログラミングのスキルが身につきます。
プログラミングを学ぶのならおすすめは、Pythonです。
プログラミング言語「Python」が、できること
オンラインストレージの「Dropbpx」や、画像共有アプリ「Instagram」、写真共有サイト「Pinterest」などの開発にPythonが使われています。
その他にもPythonは、AI開発、WEBアプリケーション、データ分析・解析、業務の自動化、画像処理や画像解析、ブロックチェーン開発など、活用事例は豊富です。
プログラミングは、独学でもスキルを身に着けることができます。
プログラミングは、WEBサービスやゲームを開発するレベルであれば独学が可能です。
本を読んだり、You Tubeの学習動画を見たり、QAサイトで質問したりなど、独学に必要な基礎知識は豊富に存在しています。
Pythonなどのプログラミング言語も、初心者でも無料で学ぶことができます。
おすすめのPythonスクール【無料あり】
独学ではどうしても理解が進まない、モチベーションが保てないなど、一人では学習が難しいと感じたらプログラミングスクールの受講も検討してみましょう。