Webマーケティング初心者でも、最速3日でリスティング広告を実践できるようになった話！【2日目：アカウントの構築準備】

この記事では、リスティング広告の基礎から、実際にアカウントを構築して広告運用するまでを、初心者の方向けに解説しています。

この記事でシェアしたいこと。

• リスティング広告の仕組み（１日目）
• アカウントの構築準備（２日目）
• アカウントの開設・管理画面の使い方（３日目）

広告予算について

リスティング広告では、「１日」あたりの広告予算をキャンペーン単位で設定します。

たとえば、１日あたりの広告予算を「1,000円」に設定すれば、そのキャンペーンの広告費は、1日1,000円を超えることはありません。

システム的に多少の誤差は出ますが、1日1,000円の設定であれば、1ヶ月単位で約30,000円となります。

広告費をチェックせず、気づいたらとんでもない広告費になっていた！なんてことを避けるためにも、慣れるまでは、1日1,000円の設定でいいと思います。

予算設定を増やしたほうがいいという判断ができたときに調整していくという手順でかまいません。

広告予算の考え方

最初のうちはテストのつもりで、投資できる予算の範囲内で広告を出稿します。

テストを重ねるうちにデータが取れるようになりますので、利益の取れない広告を損切りしていきます。

リスティング広告は、出稿した後の「除外キーワードの設定」など、メンテナンスも重要です。

最初のうちは利益が取れないかもしれませんが、リスティング広告を使って長期的に利益が取れるかどどうかは投資する広告費と粗利益の損益分岐点が低いか高いかにかかっています。

「PPC（リスティング広告）は、クリック単価が高くなって費用対効果が落ちてもう駄目」という声をよく聞きますが、マーケティングをしっかり行い、ターゲットに評価される価値を提供できているかどうかが、生き残りの鍵となります。

リスティング広告の運用テクニックだけではなく、提供する商品・サービスの価値向上、LPのCVRアップ、広告のABテスト、LTVを高める施策などなど、WEBマーケティング全体で成果を追求していくことが重要です。

リスティング広告の運用方法に正解はありません。

リスティング広告の運用方法は、「何を重視するか？」という考え方が人によって違うので、十人十色で全く違いますが、「利益の最大化を図る」ことが目的であり、リスティング広告はその手段の一つなので、運用することが目的ではありません。

リスティング広告が、今もなお優れた広告であることは間違いありませんが、適当にやっても利益が出せた時代はすでに終わっています。

今はリスティング広告で成果を出すためには、WEBマーケティングの向上が重要です。

「リスティング広告を運用すれば利益が出せる」とは考えずに、マーケティングとセットで考えるようにしてください。

PPCロードマップを作ろう！

「Google広告」や「Yahoo!プロモーション広告」のアカウントを取得して、リスティング広告を運用していく前に、「どのようにアカウントを構築していくか？」という設計図を作っておきましょう。

• どのようにキャンペーンを分けるか？
• どのようなキーワードで出稿するか？
• どのように広告グループを分けるか？
• どのような広告文を作るか？

これらを整理しておけば、混乱せずに出稿作業を行うことができます。

ロードマップの作成手順

1. 訴求する商品・サービスを分析して、どのような切り口で「キャンペーン」を区分するか考えます。
2. 各キャンペーンに設定する「キーワード」を考えます。
3. 収集したキーワードをグループ化します。
4. グルーピングしたキーワードに基づき広告グループを考えます。
5. １つの広告グループに２～３つの広告文を作ります。