この記事では、Webサイトの改善に役立つおススメのアクセス解析ツールを紹介します。
Webマーケティングの目的を達成するためには、アクセス解析は欠かせません。
データ分析に基づいて改善策を実施していくことが成功するためにはとても重要です。
無料で使えるアクセス解析ツール
1. Googleアナリティクス
定番ツールです。
- サイトの訪問者数
- 訪問者の画面遷移元
- 利用しているデバイス
2. Googleサーチコンソール
どの検索キーワードからのアクセスが多いのかを解析することができます。
ユーザーがGoogle検索して検索結果に表示されたときの見え方、検索トラフィック、Googleインデックス、クロール、セキュリティなどさまざまな視点からサイトパフォーマンス向上に役立てることができます。
3. モバイルフレンドリーテスト
スマホやタブレットなどでのページの使いやすさをテストできます。
ページのURLを入力するだけで、使いやすさのスコアを簡単に確認できます。
モバイルフレンドリーにすることで、パフォーマンスが高まる効果もあります。
4. User Heat
「熟読エリア」「クリックエリア」「終了エリア」などエリア別の観点でヒートマップ解析を利用することができます。
熟読エリア
ユーザーのマウスの動きなどをもとに、ページのどこがよく見られているか、見られていないかを可視化することができます。
訪問者のマウスの動きや滞在時間をもとに、このページがどのように見られているか可視化したヒートマップです。
よく見られている段落が赤く表示されます。
クリックエリア
ページのどこがクリックされたかを可視化します。
ページのクリックのうち、「ユーザーが一番最後にクリックした場所」だけにしぼって表示されます。
マウスムーブ
ページを訪れたユーザーが、マウスをどのように操作したのかを複数同時に確認することができます。
複数人の動きを同時に見ることで、このページでのユーザー閲覧行動の傾向が明らかになります。
終了エリア
ページがどこまで読まれたかを表しています。
横幅とパーセントの数字は、どのぐらいのユーザーがその場所まで見たかを示しています。
離脱エリア
ページ内でユーザーの離脱要因となっている箇所を発見するのに役立ちます。
ページを一定の高さごとに区切ったエリアを用いて、どのエリアが離脱が多いかを示します。
暖色系(赤等)に近いほど離脱するユーザーの割合が多いエリアになっています。
赤色のエリアがあれば、その部分のコンテンツに問題があるかもしれません。
有料ツール
ムーブアクセス
運営サイトを一元管理できます。
1つの管理画面で複数のWEBサイトを管理・分析できます。
アクセス解析と広告効果測定を1つにまとめたハイブリッドシステムなので、費用対効果や広告の最適化が行えます。
解析データは全てリアルタイムに集計・表示され、WEBサイトの状況をリアルタイムに把握することが可能です。
集客職人
集客職人は中小企業のウェブサイト向けSEO対策プログラムです。
ウェブサイトを解析し、現在の検索順位の把握はもちろんのこと、その検索順位を上げるために必要な対策として有効なタスクを探し出してくれます。
解析によって見つかった各タスクは優先度とおおよその所要時間がひと目でわかるように表示され、その一つ一つをこなしていくことで GoogleやBingの検索順位もどんどん上がっていきます。
他にも1200以上の解説ビデオやさまざまな解析ツールも用意されていて、SEOの必要性に迫られながらも、専門知識はない、しかしコストもなるべく抑えたい、と考えている中小企業にはうってつけのサービスです。
アクセス解析で押さえておくべき用語【完全解説】
ユーザー数
アクセス解析ツールは1人1人のユーザーを識別するのではなく、サイト閲覧時の使用ブラウザを識別しています。
ユーザー数とは、指定した集計期間内に訪問したユーザーの数のことを指します。
セッション数
セッションとは、訪問者が使用しているパソコンやスマホなどの通信端末とWebサイト(Webサーバー)の通信を指します。
ある人が朝にサイトを訪問し、夜に再度同じサイトを訪問すると、セッション数は2となります。
PV数
PVは「Page View(ページビュー)」の略語で、ページが閲覧された回数を表します。
セッション数と合わせて「1セッションあたり10ページビューあった」といった形で使用されます。
ランディングページ
サイト訪問時に初めに着地し、読まれたページのことを表します。
直帰率
直帰とはサイトに訪れたユーザーが他のページを閲覧せずに、サイトを離れることを指します。
直帰をページのアクセス総数から算出(直帰した訪問数 ÷ 訪問数)したものを「直帰率」と言います。
離脱率
離脱は2ページ以上閲覧した後に、サイトを離れることを指します。
ページの離脱数÷ページのPV数で算出したものを「離脱率」と言います。
コンバージョン
商品販売・資料請求・会員登録・お問い合わせなど、訪れたユーザーに取ってほしいアクションポイントを指します。
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