この記事では、ライティングの基本ポイントについて解説します。
ここに書かれていることを読むだけでも、確実にスキルアップします。
１．セールスライティングと「収益の流れ」について
ライティングを使えば何でも売ることができますが、収益の流れを組み立てる必要があります。
アクセスを収益化するのがライティングの役割です。
つまり、ライティング単体だけでは機能しません。
LPやWeb広告など、アクセスを集めて、ライティングの力でお金に換えます。
まずは、SEOやPPCなどで、アクセスを集めましょう！
２．セールスライティングの「型」について
日本の武道や芸道で、修行法の極意として「守・破・離（しゅ・は・り）」という言葉があります。
「守」の段階では、指導された型通りに行動して、その価値観を自分のものにしていきます
「破」の段階では、独自に工夫して、違う方法を試してみます。
「離」の段階では、自分自身の型を生み出します。
セールスライティングでも基本となる「型」があります。
最初は、その型をマネして、次に自分のオリジナルを混ぜてみて、そうやって実践していけばライティングスキルを自分のモノにすることができます。
何かを買ったり、申し込んだりなど、人は決断するときに、論理よりも感情で動きます。
そのような心理プロセスの分析に基づいて導き出され、その効果も実証されているライティングの基本となる型を紹介します。
AIDMA：代表的なモデルです。
AISAS：ネットでの購買を前提にしたモデルです。
PASONA：不安を煽るモデルです。
人を動かすためのフレームは数多くありますが、
共通する原理は、不安を回避して安心させることです。
購買意欲が高い状態で、商品を買うつもりになっていても、買いたいと思っていても、一抹の不安が残っています。
見込客の不安を取り除くことが、ライティングの本質です。
相手の立場に立って、商品を買う理由を深く考えていけば、「顧客視点」が見えてきます。
それがWebマーケティングの極意です。
顧客視点で、もう一歩踏み込んだ型が、AIDCASです。
成約だけがゴールではなく、購入後の満足度向上を目指します。
AIDCAS：ポジティブな欲求に訴えます。
最後に、QUESTフォーミュラを紹介します。
３．セールスライティングの「構成とテクニック」について
ライティングの構成は、大きく分けて３つです。
- トップ
- ボディー
- クロージング
そして、主な各要素があります。
トップ
- ヘッド（キャッチコピー）
- オープニング（書き出し）
- サブヘッド（サブキャッチコピー）
ボディー
- 本文（事実・理由・根拠・ベネフィット・証拠）
クロージング
- オファー（取引条件）
- リスクリバーサル（保証）
- CTA（コールトゥアクション）
- まとめ、追伸
各要素の主なテクニックです。
トップ
| ヘッド | 人が思わず反応してしまう言葉を使う |
| オープニング | 主張＋例え話は効果あり、 |
| サブヘッド | 獲得できる未来を見せる |
ボディー
| 本文 | 事実・理由・根拠・ベネフィット・証拠
デメリットも書くこと、判断軸の変更 why me（なぜ私が買わなければいけないのか） why you（なぜあなたから買うべきなのか） why now（なぜ今買わなければいけないのか） 共通の敵を見せて売り込まない ビッグプロミスを書く ブレットを入れる（ベネフィットを箇条書きにする） |
クロージング
| オファー |
無料が最強、特典、限定（期間・人数・個数・時間）、希少性、緊急性 |
| リスクリバーサル |
全額返金保証、失敗は絶対に避けたいという心理 |
| CTA |
背中を押す、手順をしっかり説明する、わかりやすいリンク |
| まとめ・追伸 |
文末で全体を要約してまとめる、最後の一押し&緊急性などのアピール |
まとめ
セールスライティングは、最初は型のとおりに書くことで、コツがつかめるようになります。
何度も書いていくうちに上達します。
書く時のマインドセットは、「売り込まない」ことが重要です。
読者の問題意識を考え抜いて、「あなたの立場なら買ったほうがいいと思うので、商品はここに置いときますね」的なスタンがベストです。
売り込まないほうが、売れます。
Webライティングは、独学でもスキルを身に着けることができます。
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