コロナ禍で厳しい状況が続いています。
収入が減りつぶれそう・・・
廃業しろというのか・・・
資金不足を借り入れでしのいでも、結局借金を増やすことになる・・・
当面乗り切ったとしてもその先、どうなるのだろうか・・・
なんとかしなくてはいけないが、どこから手を付けて良いか判らない・・・
そんな悲鳴が聞こえてきます。
コロナで日常が壊れてしまった今だからこそ、明日へ種をまくために、僕は「小規模事業者持続化補助金」の活用をオススメしています。
持続化補助金とは、小規模事業者を対象に、販路開拓のための経費の一部を国が補助してくれる制度で、最高150万の補助金がもらえます。
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持続化補助金は、インターネット広告の費用にも使えるので、見込客を集めたり、ネットショップを新たに立ち上げて商品を販売したり、商品販売ページにお客様を誘導したり、などなど、新たな売上の柱を創るための投資に対して補助金がもらえます。
新しく何かに挑戦する時は、トライ&エラーを重ねていくことなります。
投入した経費の三分の二から、最大で四分の三を、補助金としてもらうことで、リスクを抑えてチャレンジすることができます。
ピンチはチャンス!
苦しい状況だからこそ、もう一度真剣に深く自分の事業を見つめ直して、なにかを変えるチャンスにしていきましょう!
「小規模事業者持続化補助金」の第1回目の公募は令和2年4月28日から5月15日まで行われました。
「コロナ特別対応型」は、全国で6,744件の申請があり、うち5,503件が採択されています。
つまり、採択率は81.6%、かなり高い確率で合格しています。
持続化補助金は、今年も来年も、まだまだ応募できるチャンスはありますので、これから準備を始めても十分間に合います。
「インターネット広告」への取り組みをテーマに、合格した人もたくさんいますので、採択された補助事業の事業名称を紹介しますね。
ちなみに、採択結果は、中小企業庁のホームページで確認できます。
採択された事業名称の一覧
【インターネット広告関連】
- インターネット広告による非対面型販路開拓
- インターネット販売サイト制作・運営・広告
- インターネット広告
- インターネット販売・パッケージ制作・ウェブ広告
- インターネット広告の事務をテレワークで行う
- インターネット広告を利用した新規開拓に向けた制作と広告運用
- インターネット予約サイトの運営と広告
- 動画コンテンツとインターネット広告を活用した販路開拓
- 新規HP作成とインターネット広告の強化
- 新規アプリ事業のPR動画制作とインターネット広告配信
- 広告を活用したオーガニック飲料&食品のインターネット販売
- イベント出展、インターネットでの広告展開及び新製品通信販売
【ネット広告関連】
- WEBマーケティングシステムの構築とネット広告による営業
- 対面営業削減のためのネット広告宣伝とテレワークの仕組整備
- 新商品開発、非対面型ビジネスの推進とネット広告による新規集客
- ランディングページ作成及びネット広告による健康茶の販路拡大
- オンラインカタログを作成し、ネット広告とチラシで販路開拓
- 開発環境のリモートワーク化/商品のネット広告
【WEB広告関連】
- WEB広告による販促、折込広告・高所得者層への販促
- WEB広告運用サービスのリモート型販路開拓
- Web広告、新たな販促品の調達、配布
- Web広告による非対面型販路強化と新商品開発
- web広告及び非対面制度導入による販路拡大・感染防止・効率化
- Web広告を利用した集客
- web広告による非対面接客によるサービスの展開
- web広告・チラシ・DMを使い企業に直接アプローチする
- WEB広告とホームページで非対面型ビジネスモデルへの転換!!
- SC毀損対応の設備導入並びにWEB広告による非対面顧客の獲得
- ブランディング戦略で信用度アップ!WEB広告で販路開拓!
- 既存ECサイトの改良およびWEB広告の実施
- 新規顧客獲得のためのホームページ作成及びweb広告戦略
- ガイド登録者へのWEB講習会とLinkedinによるWEB広告
- 地域に根差したWeb広告への切り替え
【オンライン広告関連】
- オンライン広告、ウェブを使った新たな販売方法の確立
- 新規事業のスタートとオンライン授業のオンライン広告の強化
- オンライン広告宣伝物作成による非対面型ビジネスの実現
- オンライン広告、SNSツールを使った新規顧客の開拓
【リスティング広告関連】
- エアコンのリスティング広告による売上増
【SNS広告関連】
- ECサイト開設とSNS連動広告による新規顧客開拓事業
- SNS活用による新規顧客獲得に繋がるシステム開発と広告宣伝費
- Web販売を増加させるための動画による商品紹介及びSNS広告
- 「ショップの知名度を一気に向上させるSNS広告の運用」
- 紙媒体から革新!SNS広告・WEBマーケティングのトータルサポートへ
【LP広告関連】
- 販促チラシ配布と商品特化型のLP広告で新規顧客の販路拡大
- LP広告を運用し保険相談の商圏を全国に拡大する
【動画関連】
- 店舗広告を兼ねた YouTube 用動画作成による販路開拓
- 巣ごもり層・中高年層に訴求する動画広告×新サービス導入
- 動画コンテンツ配信による広告とサブスクリプションでの収益化
【オンライン関連】
- オンライン配信の作成と広告による顧客様へのアプローチ構築
- オンラインサービスを使った非対面型ビジネスモデルの導入と広告
- 広告費投入で新規顧客獲得、ネット販売強化とオンライン講座開催
- カウンセリングの広告とオンライン完結の為の仕組構築
- オンライン商品開発とYoutube等広告を使った新たな販路開拓
- オンライン個別指導事業開始と広告宣伝の展開
【WEB販売関連】
- 海産加工品の通信販売用通販WEBサイト作成と広告実施
- WEBサイトリニュアルと認知度向上のための広告出稿
- WEBストア立ち上げとEC専用新コレクションの開発・広告
- 自社開発商品のウェブ販売事業、広告運用による新規客の獲得
- ウェブ媒体での広告による新規集客強化事業
- 「イタリアンソース」ウェブ広告販売強化プロジェクト
- 「おうちで和食」ウェブ広告販売強化プロジェクト
- グローバル人材の英語力を低価格で伸ばすウェブ広告活用・運用
採択された事業のタイトルを読むだけでも勉強になります。
インターネット広告は、やってみると、想像以上に簡単です。
大きな予算も必要ありません。
個人でも十分に戦えます。
インターネット広告とは
Google,Yahoo,Facebook,Instagram,YouTube,Twitterなど、馴染みのあるプラットフォームへ有料のオンライン広告を掲載することができます。
検索エンジンやソーシャルメディアを使って、自社のWEBサイトへ顧客を誘導することができます。
広告の訴求方法や、コンテンツの種類を変えたりしながら、効果の高い組み合わせを簡単に見つけることができます。
インターネット広告 種類
インターネット広告の種類は、主に3つです。
①検索連動型広告
広告がクリックされた回数に応じて広告費が発生します。
PPC(ペイ・パー・クリック)広告とも呼ばれています。
Google広告や,Yahoo!広告などが一般的です。
広告の掲載は、見込客が検索しそうなキーワードの選定から始めます。
人気の高いキーワードはクリック単価が高くなります。
広告予算は1日の上限を設定できます。
②ディスプレイ広告
検索エンジンが、ユーザーの検索履歴やクリック履歴を分析し、広告の表示先を自動で判断して掲載します。
ディスプレイ広告を作成するには、見る人の注意を引く画像を用意します。
③ソーシャルメディアのスポンサー広告
広告費を支払うことで、自社をフォローしていないユーザーのニュースフィードに投稿を表示することができます。
見込客がよく利用するソーシャルメディアを選び、商品やサービスを紹介する投稿を作成して自社のページへ誘導します。
インターネット広告 仕組み
Google広告や,Yahoo!広告など、誰でも無料で登録ができます。
インターネット広告は、あくまでクリック課金なので、表示されているだけでは一切お金がかからず、クリックされて始めて広告費が発生する仕組みになっています。
広告費はキーワードのクリック単価とクリック数によって異なりますが、キーワードのクリック単価や、1日の広告予算の上限などを設定することができます。
つまり、インターネット広告費をいくら使うか、自分で決めることができます。
インターネット広告 市場規模
電通グループ4社が、2020年3月17日に発表した「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、わが国の2019年の総広告費、6兆9,381億円のうち、「インターネット広告費」は、全体の30.3%、2兆1,048億円(前年比 119.7%)を占めています。
そこから「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「インターネット広告媒体費」は、1兆6,630億円(前年比 114.8%)となっており、成長を続けています。
2019年の日本の広告費は、インターネット向けがテレビ広告費を初めて上回り、日本の企業の99%を占めるとされる中小企業もネット広告への関心が高くなっています。
ネット広告がテレビを抜いた大きな要因は中小企業だとみていて、ネット広告の特徴は広告を出したい人をピンポイントで選べ、無駄な費用を使わないこと。費用を抑えられるので中小企業でも取り扱いやすい。今まで広告やマーケティングを考えなくてもいいという世界観だった会社もネット広告にお金を出し始めています。
2020年インターネット広告媒体費は、全体で1兆8,459億円(前年比 111.0%)まで成長する見込みです。
まとめ:インターネット広告は、補助金をもらって始めよう!
以上、補助金を活用したインターネット広告についてまとめてみました。
売上が取れるインターネット広告の回し方を見つければ、安定した利益を確保していくことができるようになります。